e.GO Life《撮影 佐藤耕一》

CEBIT 2018(11〜15日)に出展したドイツ・アーヘン発のEVベンチャー「e.GO」は、彼らの初号機となる4人乗り小型EV『e.GO Life』を展示、併設した会場にて同乗試乗会を実施した。

「e.GO Lifeは現時点ではプロトタイプだが、今年の年末には発売する計画だ」と、e.GOモバイルAGのエキスパートセールス、ルーベン・フクス氏は説明する。

同社は設立3年目、従業員250名のベンチャー企業であるが、単なるEVベンチャーではない。

「当初はEVベンチャーとしてスタートする。4人乗りの小型EVと、ZFとの合弁事業として進めている自動運転バス、そして電動アシストつきのファンカートだ。」

「その先には、モビリティサービスベンダーとしての発展を目指している。都市中心部の周辺にEVをプールする施設を設け、そこまでは自分の車で来て、都市の中心に向かう際に、用途に応じたEVに乗り換えてもらうサービスを提供するものだ。」(フクス氏)

そのe.GO Lifeに試乗する機会を得た。屋内での短時間な同乗試乗ではあったが、EVとしてきちんと走るレベルにあることは確認できた。安っぽいドアの開閉音やハーシュネスは感じたが、発売までの約半年で調整が加えられることだろう。

e.GO Life 主要スペック《撮影 佐藤耕一》 ZFとの合弁事業で開発を進める自動運転バス《撮影 佐藤耕一》 自動運転バスの主要スペック《撮影 佐藤耕一》 e.GOの構想イメージ図《撮影 佐藤耕一》 e.GO ブース《撮影 佐藤耕一》