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新成人で「同年代で車を所有している人はカッコイイと思う」割合は過半数となった。ソニー損害保険が2018年の新成人に対し、カーライフ意識調査を実施した結果だ。ほかに、運転免許保有率が56%、都市部男性でポイント上昇、マイカー所有率は昨年と同水準の17%などとわかった。

●車に対する意識

新成人に、用意された設問に対し「とてもあてはまる」〜「全くあてはまらない」で答えてもらって、車に対する意識を調べた。

「“若者の車離れ”とは自分自身のことだ」では、『あてはまる』が37.3%、『あてはまらない』が37.1%で、“車離れ”を実感している新成人と実感していない新成人の割合が拮抗した。

『あてはまる』と回答した割合を設問別にみていくと、「車に興味がある」は44.0%、「同年代で車を所有している人はカッコイイと思う」は51.5%、「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」は51.0%となった。

また、マイカー所有者167名に、マイカーを所有するようになって起きた変化について聞いたところ、「恋人ができた」は27.5%という結果もある。マイカーを所有していない新成人が、免許取得可能年齢から成人するまでに「恋人ができた」かどうかの調査がないので、マイカーを所有したから恋人ができたのかまではわからない。

●都市部男性の運転免許保有率が上昇

普通自動車運転免許の保有状況を聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」が33.3%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」が22.7%で、合計した『運転免許の保有率』は56.0%となった。『運転免許の取得予定者』の割合は32.2%、「取得する予定はない」は11.8%だった。

保有率を居住地別にみると、都市部(※)では48.9%、地方では58.7%と、地方のほうが高い。過去の調査結果と比較すると、都市部男性の運転免許保有率は2年連続で上昇(2016年:48.4%〜2018年:57.9%)し、とくに昨年と比較しては7.9ポイント高くなった。※:「都市部」は札幌市、東京都23区、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市、それ以外を「地方」とした。

車(バイクを除く)の所有状況と所有意向では、「自分の車を持っている」は16.7%。「自分の車を購入する予定がある」と「購入する予定はないが、いずれは欲しい」を合計すると53.8%になる。

マイカー所有率を過去の調査結果と比較すると、今年の所有率は昨年とほぼ同じ(2017年:16.8%〜2018年:16.7%)だ。居住地別にみると、都市部も地方も2010年より増加(都市部2010年:5.3%〜2018年:8.9%、地方2010年:14.5%〜2018年:19.7%)している。


2018年 新成人のカーライフ意識調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする、2018年の新成人(1997年4月2日〜1998年4月1日生まれ)男性500名、女性500名
◆調査期間:2017年11月30日〜12月7日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1000サンプル(有効回答から1000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア

車に対する意識 マイカーを所有するようになって起きた変化 普通自動車運転免許証を持っているか 車(バイクを除く)を持っているか