24日午前3時40分ごろ、香川県東かがわ市内の高松自動車道で、対面通行区間を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車と正面衝突する事故が起きた。後続車1台も巻き込まれて3台関係の事故に発展。8人が死傷している。

香川県警・高速隊によると、現場は東かがわ市松崎付近で片側1車線の直線区間。対面通行区間の上り線を走行していた軽乗用車が対向の下り線側へ逸脱。下り線を順走していた乗用車と正面衝突し、その弾みで自車線に押し戻されたところ、後続してきた別の軽乗用車が追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で3台が中破。逸脱車を運転していた42歳の男性が全身を強打。近くの病院へ収容されたが、出血性ショックなどが原因でまもなく死亡した。巻き込まれた2台に乗っていた7人も打撲などの軽傷を負っている。

警察では逸脱したクルマの運転者がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。