豊田合成とダイセルは5月19日、今後のビジネスにおける協力関係強化と資本提携で合意したと発表した。

自動車産業は、電気自動車・燃料電池車・自動運転の進展など大きな環境変化の中にあり、自動車部品についても将来を見据えた様々な変化・進化が求められている。こうした状況に対応するため、両社は「安全性の分野」および合成樹脂材料における「新素材の分野」を中心に協力関係を強化するとともに資本提携を行う。

具体的な対象製品は、エアバッグやフューエルキャップ、フューエルチューブ等。ダイセルがインフレータや合成樹脂材料など、主要部材を供給し、豊田合成が製品開発を行う。
資本提携は株式持ち合いで行い、両社は取得価格の総額として各々約10億円を目安に取得する。