by 島崎七生人 on 2024年08月09日(金) 11時30分
個人的に久々の試乗となったアルファロメオ『ジュリア』。最初のモデルが上陸したのは2017年9月だったから、かれこれ7年、これまで幾度となく接してはきたが、果たしてその世界観に変化はあるかどうか……。
試乗車の「クワドリフォリオ」は、直4・2リットルターボを積む「ヴェローチェ」に対し、同じFRながら2891ccのV6のDOHC 24バルブ・インタークーラー付きツインターボを搭載するのが特徴。
スペックは510ps/61.2kgmと卓越・・・
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by 島崎七生人 on 2024年08月04日(日) 20時00分
初代『ローレル』は、『セドリック/グロリア』に次ぐハイオーナーカーの草分けとして1968年に登場した。そして「ゆっくり走ろう」のコピーでおなじみだった2代目を経て、1977年1月に登場したのがこの3代目(C230)である。
この3代目では、ハードトップが1、2代目までの2ドアハードトップはそのままに、330型セドリック/グロリアに倣った4ドアハードトップが追加されたのが注目だった。サッシュレスと呼ばれるセンターピラーのない構造で、カタ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月28日(日) 17時00分
それまでのアウディの主力車種だった『80』の後継車種として1994年に本国で登場したのがこの初代『A4』(B5)だった。上級車種の『A6』が4代目(C4)の『100』時代に“A6”へと改名されたのに対し、初代A4は4代目(B4)からのモデルチェンジを機に車名を改めた。
80と同様にエンジンを縦置きとしたパッケージングを採用。駆動方式はFWDを基本に、アウディならではのクワトロ(フルタイム4WD)も用意された。日本仕様の当初のエンジンラ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月21日(日) 15時00分
ホンダ『プレリュード』の名を一躍有名にしたモデルが、1982年11月に登場したこの2代目。荘厳なボレロの楽曲に乗ってプレリュードが登場するTV-CM(当初は左ハンドル・ドアミラー仕様だった)も話題となった。キャッチコピーは“FFスーパーボルテージ”。
4年続いた初代に対して、この2代目はボディサイズをひと回り大型化。全長×全幅×全高=4295×1690×1295mm、ホイールベース2450mm、トレッドは前後1470mmと、初代以上に・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月15日(月) 12時00分
ハイブリッド車として復活することが予告され話題のホンダ『プレリュード』。その初代が登場した(発売された)のは1978年11月24日。ホンダの2ドアクーペとしては1970年2月〜1974年12月の『1300/145クーペ』以来となるクルマだった。
ロングノーズ&ショートデッキと、こじんまりとした2+2のキャビンが織りなすプロポーションは、初代『アコード・ハッチバック』に対しホイールベースが60mm短いこともあり、小気味よくスポーティ。
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by 島崎七生人 on 2024年07月08日(月) 12時00分
4月にマイナーチェンジしたホンダ『ヴェゼル』。内外装の改良のほか、グレード体系を3つに集約しシンプル化。人気の装備をオプションパッケージ化することで納期の改善も図った。そんなヴェゼルの試乗が叶い、とくに乗り心地の進化の度合いの大きさに目を見張らされた。
そこで開発にまつわる思いの丈や裏話(?)を、開発チームの竹澤憲一郎さん(ホンダテクノフォート 車両開発1室 完成車戦略統括ブロック Principal Engineer)、佐藤敏秋さん・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月07日(日) 17時00分
3代目『ゴルフ』の日本での発売開始は1992年4月16日。今から実に32年前のこと、手元にあるこの時のプレスリリースには、まだヤナセとVAJ(フォルクスワーゲンアウディ日本=当時)の名が併記されている。
「それは、変化ではない。進化です。」……そうコピーのある“3”のカタログは、白地にクルマの姿を大きく扱ったシンプルな体裁。最初の見開きには“1”“2”のゴルフの正面視の写真が載せられ、1、2世代と続いた丸型ヘッドライトがこの“3”では・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月06日(土) 12時00分
試乗車は日産『アリア』の「B9 e-4ORCEプレミア」。今年3月、NISMOとともに発売開始となったシリーズの上位グレードで、91kWhの高出力を発揮する駆動用バッテリーを搭載。前後2モーターの4WD車で、一充電走行距離はWLTCモードで560kmだ。
ちなみにB9にはほかに、同じe-4ORCEのベース車(610km)、FFのB9(640km)があり、カッコ内に示したとおり、カタログ上の一充電走行距離の数値には差がある。
B6には・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月02日(火) 12時00分
開発責任者の奥山貴也LPLによれば「デザインを始め、e:HEVのエンジン制御、ダイナミック性能、世界観まで、『ヴェゼル』としてどうあるべきかを極めた」のだそう。今どきの言葉遣いで言えば“まるっと進化させた”のが、今回のマイナーチェンジという訳だ。
では実際にはどうか?というと、確かに、これまでに対してクルマとしての上質感が格段に高められたのを実感した。筆者の場合、何を置いても1番に気にしたいのが乗り心地だが、今回、FFの足回りの設定を・・・
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by 島崎七生人 on 2024年07月01日(月) 12時00分
カタカナ表記すると「ヒプノス・プラグインハイブリッド」がモデル名の試乗車は、今年になりシトロエン『C5 X』に加わった、新しい特別仕様車である。
日本市場でのC5 Xは、今やシトロエンのフラッグシップの位置づけ。導入時、前後して登場したトヨタの新型『クラウン』のクロスオーバーのカタログにアングル“も”ほぼ同じ写真が載っており「ほほぉ」と思わせられたが、今どきクロスオーバー方向を目指すと、シトロエンもこういうスタイルになるということか。・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]