by 井元康一郎 on 2022年08月04日(木) 21時00分
トヨタ自動車が7月15日に公開した次期『クラウン』。第1弾の「クロスオーバー」はフロア高を上げ、後席座面高はセダンより高い60cm超として乗降性を向上。見晴らしの良さを重視してドライバーのアイポイントも現行クラウンよりずっと高く設定されているという。
フロア高はシャシーのかさ上げではなくタイヤの大径化によって稼ぎ出したもの。タイヤサイズは225/60R18(公称外径727mm)、225/55R19(730mm)、225/45R21(7・・・
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by 井元康一郎 on 2022年07月31日(日) 19時00分
日産自動車が7月20日に発表した中型SUV、第4世代『エクストレイル』。動力系の看板技術としているのは電動AWD(4輪駆動)の「e-4ORCE」である。
電動AWDはフロント、リア両アクスルに大出力の電気モーターを配置し、AWD状態を作り出すシステム。前後アクスルが機械的にリンクしていないので、前後輪のトルク配分は車両制御コンピュータのプログラムによって自在に制御可能というのが特徴。エクストレイルのe-4ORCEの電気モーター出力は前・・・
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by 井元康一郎 on 2022年07月27日(水) 08時45分
日産自動車が7月20日に発表したSUV、第4世代『エクストレイル』。パワートレインは全車シリーズハイブリッド「e-POWER」で、駆動方式はFWD(前輪駆動)と電動AWD(4輪駆動)の「e-4ORCE(イーフォース)」の2種類が用意される。
前アクスルの駆動用電気モーターはFWD、AWD共通。スペックは最高出力150kW(204ps)、最大トルク330Nm(33.6kgm)。型式は異なるが、能力的には同社のBEV(バッテリー電気自動車・・・
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by 井元康一郎 on 2022年07月26日(火) 17時47分
日産自動車が7月20日に公開した中型SUV『エクストレイル』。全グレード、内燃機関を発電のみに用いるシリーズハイブリッド「e-POWER」としているが、発電用エンジンとしてセットアップされるのが日本では初お目見えとなる日産の新世代パワーユニット「VCターボ」である。
VCとはValuable(可変) Compression(圧縮) の略。通常のレシプロエンジンの場合、機械的な圧縮比は固定されており、やるとすればバルブ開閉時期を調節する・・・
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by 井元康一郎 on 2022年07月18日(月) 18時00分
7月15日に世界初公開された次期トヨタ『クラウン』。今秋に第一弾として発売される「クロスオーバー」のボディサイズは全長4930×全幅1840×全高1540mmと、現行モデルに対してそれぞれ20mm、40mm、85mm大きい。一方でホイールベースは2850mmと、現行モデル比マイナス70mm。
これだけの巨躯のFWD(前輪駆動)ベースモデル、しかもタイヤは外径74cmもある225/45R21となると、小回りについてはいささか厳しいのでは・・・
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by 井元康一郎 on 2022年07月16日(土) 18時00分
7月15日に世界初公開されたトヨタのラージクラス乗用車、第16世代『クラウン』シリーズ。「徳川幕府も15代で終わった。16代目はクラウンの明治維新」と豊田章男社長が発表会で語ったように、クルマの成り立ちはガラリと変わった。
プラットフォームは従来型がトヨタニューグローバルアーキテクチャTNGAのRWD用「GA-L」準拠だったのに対し、次期型は中大型FWD(前輪駆動)用の「GA-K」準拠に大変更。FWDベースとなるのはもちろんクラウン史・・・
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by 井元康一郎 on 2022年06月06日(月) 22時00分
トヨタ自動車の小型ハッチバッククーペ『GRヤリス』をテストドライブする機会があった。1泊2日であったため距離的にはプチ遠出レベルだが、せっかくなのでインプレッションをお届けする。
GRヤリスはトヨタ社内の少量生産セクション、ガズーレーシング(GAZOO Racing)が作出したスポーティカー。開発動機はWRCをはじめとするラリー用のマシンのベース車作り。3ドアハッチバックボディは日本市場向けノーマル『ヤリス』のナローボディ、欧州市場向・・・
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by 井元康一郎 on 2022年06月05日(日) 12時00分
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の中で世界最多販売モデルとなっているSUV『RX』の第5世代が、日本でお披露目された。デザイン面では超のつくコンサバなフルモデルチェンジのように感じられる新型RXだが、「中身は変革への挑戦だった」とは開発責任者、大野貴明氏の弁。
「目指したのは過去のRXの延長線上ではない、ドライバーとクルマが対話のできるクルマ作りでした。クルマの動きを素直にするにはまず、クルマのレイアウトを理にかなったものにす・・・
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by 井元康一郎 on 2022年06月03日(金) 20時00分
「MTしかない」ことが強みになる
トヨタ自動車が6月1日に公表したスポーティモデル『GRカローラ』の日本仕様。やる気仕様の「モリゾウエディション」が富士スピードウェイのタイムアタックで1分59秒433を記録するなど、開発陣の並々ならぬ意気込みが伝わってくる。
ホットハッチの多くがデュアルクラッチ変速機などのATをラインナップ、あるいはATのみというケースも少ない今のご時世に、GRカローラはモリゾウエディション、ストリートメインの「RZ・・・
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by 井元康一郎 on 2022年06月03日(金) 14時00分
トヨタ自動車が6月1日に公開したグローバルコンパクト『カローラ』のスポーティ仕様、『GRカローラ』。仕様はストリートタイプの「RZ」と後席なしの2シーター、トラック特化型の「モリゾウエディション」の2グレード構成。
開発のきっかけとなった「野性味事件」
このモリゾウエディションはGRになる前のメーカーカスタマイズブランドG's時代から受け継がれてきたハイパフォーマンス版「GRMN(ジーアール・マイスターオブニュルブルクリンクの略)」に・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]