by 御堀直嗣 on 2019年04月10日(水) 10時30分
100年に一度の変革期と言われる自動車業界。これからのクルマはどう変わっていくのか。日本のクルマづくりを支えるエンジニアたちは、何を見据えるのか…。モータージャーナリスト御堀直嗣氏による連載インタビュー企画「エンジニア視点」では、彼らの言葉、想いから、未来のクルマを担う次世代のエンジニアたちへのエールを贈ることができればと考えている。
第二弾は、昨年登場した新型トヨタ『カローラスポーツ』の小西良樹チーフエンジニア(当時)だ。小西氏は現・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年02月19日(火) 19時00分
3代目の新型ホンダ『インサイト』は、シリーズ式のハイブリッド方式を基本に、高速走行時などではエンジンでも走行する独特なハイブリッドシステムを搭載する。シリーズ式とは、エンジンは発電を担い、走行はモーターによるものだ。日産のe‐POWERも同様の方式となる。ただe‐POWERは、高速走行でもモーター走行を続ける。
◆エンジン音が気にならず静粛性も高い
新型インサイトの走行モードは、EVドライブ/ハイブリッド・ドライブ/エンジン・ド・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年01月25日(金) 12時00分
100年に一度の変革期と言われる自動車業界。これからのクルマはどう変わっていくのか。日本のクルマづくりを支えるエンジニアたちは、何を見据えるのか…。モータージャーナリスト御堀直嗣氏による連載インタビュー企画「エンジニア視点」では、彼らの言葉、想いから、未来のクルマを担う次世代のエンジニアたちへのエールを贈ることができればと考えている。
第一弾は、昨年登場した新型トヨタ『クラウン』の秋山晃チーフエンジニアだ。
◆きっかけは「いつかはク・・・
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by 御堀直嗣 on 2018年08月12日(日) 12時00分
『ジムニーシエラ』は、ジムニーの各機構を活用しながら、オーバーフェンダーを装備し、トレッドを前後それぞれ40mm広げている。ホイールベースはジムニーと同じだ。
運転して実感するのは、ジムニーと同じようにラダーフレームを使った本格的四輪駆動車らしい、悪路走破を優先した操縦性だ。サスペンションストロークをより活かした動きを優先し、舗装路では普段乗り慣れた他社のSUVや乗用車に比べ、カーブなどでのロールを大きく感じる。
しかしそのことが、・・・
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by 御堀直嗣 on 2018年08月09日(木) 20時00分
新型『ジムニー』は、全体的に非常によい印象を残す仕上がりだった。
モノコックではなく、ラダーフレームの上に車体を乗せる構造のクルマに久しぶりに乗ったが、悪路走破性を最優先した本格的四輪駆動車らしい、逞しく、かつ路面に対ししなやかに動くサスペンションの様子を伝える走り方であった。
舗装路では、ややサスペンションの動きがよいことによるロールをカーブで意識させるが、不安定ではなく、また高い速度で舗装路を走るようなクルマでもない。
今回は・・・
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by 御堀直嗣 on 2018年07月21日(土) 19時00分
新型『フォレスター』は、SUV(スポーツ多目的車)とはいえ、前型に比べ乗用車としての乗り味が大きく進歩したことを感じた。X‐MODEによる優れた悪路走破性を備えるとはいえ、日常的には市街地で利用される機会が多く、また休暇で出掛ける際にも高速道路など舗装路を長距離移動するはずで、そうした際の快適性が大幅に進化した。
走りが滑らかで、心地よい。そのうえ、タイヤが路面をしっかりとらえている様子が伝わり、なおかつ車体上屋(シャシーより上の居住・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]