by 河村康彦 on 2024年05月04日(土) 18時00分
『RX-8』の生産が2012年に終了して以来、実に11年ぶりにロータリー・エンジンというマツダ独自の心臓を搭載したモデルの新車販売が復活ということで話題となったのがここに紹介する1台。
2リッターガソリン4気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムをアドオンして搭載するバージョンとピュアEVバージョンの2種が販売されていたところに、追加というカタチでローンチされたのが『MX-30』の「ロータリーEV」と称されるモデルである。
◆「・・・
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by 河村康彦 on 2024年04月22日(月) 20時00分
「ユーザーを虜にするカローラを取り戻す」と、その昔ラインナップ内に『レビン』を名乗るスポーツモデルが存在していたことを知る人にターゲットを絞り込んだかのようなフレーズを携えながら生を受けたのが、『GRカローラ』という存在。
もっとも、カローラとは名が付いても“普通のカローラ”とは全く別次元に身を置くというのは『GRヤリス』の場合と同様。それどころか、「排気の干渉を嫌って敢えて3気筒をチョイスした」と開発担当者が語るエンジンや、電子制御・・・
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by 河村康彦 on 2024年04月07日(日) 12時00分
市場は国内のみという軽自動車がメインの扱い車種であるスズキにとって、例外的とも言えるグローバル向けモデルが仕向け地は北米と中国以外の全ての地域という『スイフト』。
北米と中国と言えば世界の二大マーケットだがいずれも大型のモデルを好む市場でかつ、巨大なSUVとの衝突を想定した独自の試験も要求されるアメリカでの販売を考慮せずに済むなどといった事情が、昨今では世界で数を減らしつつある軽量コンパクトな車両が再度生き永らえることを許してくれたと・・・
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by 河村康彦 on 2024年03月30日(土) 18時00分
“ユーノス”のブランド名を冠された初代『ロードスター』の登場からすでに35年。
発売から時間が経過しての売れ行き低下→コストを掛けられない→さらに売れ行きがダウン→人知れずフェードアウト…と、そんな悲しい末路を辿ったスポーツモデルも少なくない日本にあって、マツダのロードスターがこうした長い年月を生き抜き、現在では紛れもなく「日本の誇り」とも言える存在へと成長を遂げたのは、このメーカーがスポーツカー文化を理解し、自身が苦しい時代にあって・・・
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by 河村康彦 on 2024年03月27日(水) 21時00分
ひと昔前までは『Cクラス』/『Sクラス』と並び、「このブランドの3本柱」と紹介してもおかしくない位置づけにあったメルセデスベンツの『Eクラス』。
けれども率直なところ、その存在感がこのところやや薄れたように思えたのは、他のラインナップが急速に増したことに加えてピュアEVである「EQシリーズ」のプロモーション活動が強力に進められていたこととも無関係ではなさそう。そうした中で、数えて7代目となった新型が日本に上陸。早速テストドライブを行っ・・・
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by 河村康彦 on 2018年08月20日(月) 20時00分
販売の立ち上がり絶好調! と、そんな景気の良いニュースが届くようになって久しい新型『ジムニー』と新型『ジムニーシエラ』。乗ったのは、ボディサイズとエンジン排気量が軽自動車の規格内に収められた“ドメスティック・バージョン”であるジムニーのMT仕様と、そんなジムニーをベースにオーバーフェンダーや専用バンパーの採用などで、全幅と全長にアドオンが行われたシエラのAT仕様だ。
車両重量は両モデルで40〜50kgほどしか異ならないため、相対的に動・・・
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by 河村康彦 on 2018年08月19日(日) 21時00分
初代『プリウスPHV』に続く日本の量販プラグインハイブリッド・モデルとして、現行モデルがデビューをしたのは2012年末。すなわち、フルモデルチェンジが行われてもおかしくないこのタイミングを、しかし再度”大幅リファイン”でやり過ごさなければならないというのは、このブランドが犯したかつての「不徳」の影響を、どうしてもまだ感じさせられてしまう話題でもある。
一方で、駆動用バッテリーの容量アップや組み合わせるエンジンの一新など、ハンディキャッ・・・
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高速道路燃費 平均車速100キロ 走行距離286キロ 実燃費 16.5...[ 続きを見る ]