by 島崎七生人 on 2025年01月19日(日) 17時00分
VW『パサート』は、2代目に当たるモデルが日本市場ではセダンの『サンタナ』(日産のノックダウン)として投入された。その後継車として1988年に登場したのが、パサートとしては3代目となるモデル。セダンとともに、ワゴンボディのヴァリアントが用意された。
初代、2代目(サンタナ)は同世代のアウディ『80』をベースとしたのに対して、この3代目は型式が同じ「B3」ながら、アウディ80はそれまでと同じエンジン縦置きを踏襲していたが、パサートでは横・・・
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by 島崎七生人 on 2025年01月13日(月) 12時00分
もともと1980年登場の『クオーレ』の商用版として誕生したのが『ミラ・クオーレ』。さらに1982年に『ミラ』と改名後、1983年に4WDとともに登場したのが最初のターボ。「ペパーミント・ターボ」と謳い、41ps/5.7kgmを発する2気筒エンジンを搭載した。
そして1985年8月にモデルチェンジを実施し、2代目に進化。この時に登場したのが「Turbo TR」。エンジンは新開発の3気筒EB-20型で、最高出力52ps/6500rpm、最・・・
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by 島崎七生人 on 2025年01月04日(土) 08時00分
ホンダが一世を風靡した車種に『プレリュード』があった。とくにボレロのCMで人気をさらった2代目の後を受け1987年4月に登場した3代目の進化ぶりは今でも記憶に残る。
スタイルは一見すると2代目のキープコンセプトながら、リトラクタブルヘッドライトを踏襲したノーズ部分は、2代目「XX」からボンネット中央部分でさらに30mm低くし、驚くほどの低ボンネットを実現。ロー&ワイドなスタイリングに磨きをかけた。
フロントウインドゥも接着式とし、ボ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年12月30日(月) 17時00分
日産の乗用車というと思い出すのが『ブルーバード』。1959年に誕生した初代(310型)から「シルフィ」の名がつく前の10代目(U14 型)まで、同社の代表車種として多くのユーザーから支持された。
そのなかでも最後のFRとして1979年に登場した6代目(910型)はヒット作となった。
凡庸なスタイルだった5代目から目を覚ましたかのように(!)一転、直線基調のクリーンなスタイルは3代目(510型)を思わせるもので人気を集めた大きな要因に・・・
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by 島崎七生人 on 2024年12月22日(日) 17時30分
初代のVW『ティグアン』が日本市場にお目見えしたのは2008年9月のこと。その後の感覚ならすると意外にも思えるが、VWのSUVではW12気筒も搭載したあの上級車『トゥアレグ』が2003年に登場。それから5年ほど間を置いての登場だった。
世代的には『ゴルフ』の5世代目がカタログモデルだった世代で、この頃には3列/7名乗りの『トゥーラン』(2代目・2007年〜)、ゴルフ+85mmの車高の『ゴルフプラス』(2005年)などラインアップが拡充・・・
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by 島崎七生人 on 2024年12月15日(日) 17時00分
初代『ゴルフ』、『シロッコ』とともに、新世代のVW車として1973年に登場したのがこの『パサート』。写真でご紹介しているカタログは、ヤナセが作った日本市場向けの最初期型のものだ。
元々パサートはグループ内の当時の初代アウディ『80』(B1)をベースに誕生。エンジン縦置きのプラットフォームなどは共用だった。パサートはアウディ80が3ボックスのセダンだったのに対し、そのハッチバック版として作られ、見較べると外観ではドアパネルなどが共用にな・・・
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by 島崎七生人 on 2024年12月08日(日) 17時00分
ボルボといえばこの『240』を思い出す……という方は少なくないはず。登場は今からちょうど50年前の1974年、そして1993年まで実に19年も現役を通したモデルだった。
当初は240をシリーズ名とし、セダンの2ドアは「242」、4ドアは「244」、さらにワゴンは「245」を名乗った。搭載エンジンは直列4気筒で1985ccと2127cc(2機種)の設定。トランスミッションには4速、4速+ODのマニュアル式と2速ATが設定された。当時の帝・・・
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by 島崎七生人 on 2024年12月01日(日) 18時30分
国内ではそれまで2世代に渡り『セリカXX』を名乗っていたが、このA60系から輸出仕様と同じ『スープラ』の名が初めて与えられた。登場は1986年2月のこと。CMでは『トヨタ2000GT』を引き合いに「TOYOTA 3000GT誕生」と謳った。
ちなみに車名変更の背景には「私をスキーに……」のあの4気筒系『セリカ』がFWD化されたことがあった。このスープラは1986年1月に登場した2代目『ソアラ』と並行して開発され、サスペンション、エンジ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年11月24日(日) 17時00分
マツダのフラッグシップモデルというと『センティア』があった。それまでの『ルーチェ』に代わるプレステージサルーンとして初代は1991年5月に登場。その5か月後には、事実上の兄弟車のアンフィニ『MS-9』も登場している。
発表直前の1989年には税制改正があり、このセンティアも3ナンバーサイズとして登場。全長×全幅×全高=4925×1795×1380mm、ホイールベースは2850mmと実に豊かなボディサイズとしていた。
デザインをまとめ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年11月17日(日) 17時00分
SP310型ダットサン『フェアレディ』のシャシーにクリスプカットのクーペボディを載せた初代『シルビア』は、高価で希少なクルマだった。その生産終了後、7年の空白を経て1975年に登場したのが、シルビア名義では2代目となるこのモデルだった。
もともとはロータリーエンジンの搭載が予定されていた。が、当時のオイルショックを受け、燃費の問題から当初の計画はキャンセル。搭載エンジンは当時の『ブルーバードU』などが搭載した直列4気筒・1770ccの・・・
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令和7年6月12日(木) 東京スバル高島平店にて 午前11:00納車に関...[ 続きを見る ]