
デンマークのスーパーカーメーカー、ゼンヴォ・オートモーティブは、2026年の量産開始を目指すハイパーカー『オーロラ』向けのパワートレイン「ミョルニル」の詳細を発表した。
同社は、カリフォルニア州で開催されているモントレーカーウィーク2025でオーロラを披露する予定。最新のドキュメンタリーシリーズでこの画期的なパワートレインの詳細を公開した。
ミョルニルは世界最強の量産V12エンジンとして、1250hpを発生し、最高9800rpmまで回転する。同時に最先端のハイブリッドシステムと統合され、世界の排出ガス基準も満たしている。
ゼンヴォはエンジン専門企業のマーレ・パワートレインと協力し、従来の手法と最新技術を組み合わせてこのパワートレインを開発している。数十年の経験を持つマーレの知見を活用し、業界の境界を押し広げる革新的なアプローチを採用している。
この協力的なアプローチにより、性能、効率性、そして運転の楽しさを両立させながら、エンジンのライフサイクル全体を通じて世界の排出ガス目標を達成することが可能になった、としている。


