akippaが提供するテーマパーク跡地の駐車場《写真提供 akippa株式会社》

駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、サッカースタジアムの駐車場不足の解消に向け、廃テーマパーク跡地を再利用した大型駐車場の予約制貸出を開始する。

JFL所属のサッカーチーム「奈良クラブ」は今季の目標であるJリーグ昇格を果たすため、ホームゲームの観客を増やす取り組みを続けている。しかし、同クラブのホームスタジアム「ロートフィールド奈良」は駐車場が限られており、来場者を増やすにあたって大きな障害となっていた。

そこで、駐車場の予約アプリを運営するakippaは、2006年に閉園したテーマパーク「奈良ドリームランド」の跡地を活用し、350台分の大型駐車場を提供する。これまでも空き地などを時間貸し駐車場として貸し出すという形で、遊休地の活用を進めてきたakippa。アクセスの改善が来場者数の増加にどれほどの影響を与えるのか、注目が集まる。

今回の大型駐車場は10月23日の「鈴鹿ポイントゲッターズ」戦から利用が可能で、利用者はakippaを通じて駐車場を予約できる。料金は1100円。

サッカーチーム「奈良クラブ」の選手たち《写真提供 akippa株式会社》 奈良クラブの試合予定《写真提供 akippa株式会社》