電動アシスト自転車の例:ヤマハ PAS クルー《写真提供 ヤマハ発動機》

GfKジャパンは4月21日、全国のGMS、ホームセンター、家電量販店での電動アシスト自転車の2021年度の販売台数が前年度比4%増となったと発表した。

地域別では関東・甲信越が同7%増、東海・北陸が同5%増と伸びたのに対して、北海道・東北では同5%減だった。

タイプ別では最も販売台数の多いホーム車が同5%減となり、構成比は75%と前年度より4ポイント縮小した。ミニサイクルは同25%増、シティ車が同38%増と2ケタ成長となった。

電動アシスト自転車の平均価格は上昇傾向で、2021年度の税抜き平均価格は10万0001円と、前年度比1%上昇した。特にホーム車、ミニサイクルの価格が上昇しており、ホーム車は10万4177円と同2%アップ、ミニサイクルが9万2450円と同2%上昇した。

一方、電動アシスト自転車のバッテリーが大容量化している。16Ah以上の構成比が前年度から5ポイント拡大して32%を占めた。特に16Ahのバッテリーを搭載した製品が拡大しており、台数が同19%増となった。最も販売規模の大きい12.3Ahは同19%減と落ち込んだ。構成比は4ポイント縮小して16%だった。

電動アシスト自転車の例:ヤマハ PAS シティ-C《写真提供 ヤマハ発動機》 電動アシスト自転車の例:パナソニック・ビビ・SL《写真提供 パナソニック》 電動アシスト自転車の例:パナソニック・ジェッター《写真提供 パナソニックサイクルテック》 電動アシスト自転車 販売台数・平均価格《資料提供 GfKジャパン》 バッテリー容量別 販売台数構成比《資料提供 GfKジャパン》