上越線水上駅。12月25〜28日には上越線でも運行見合せが発生する恐れがあるとされている。2020年1月1日。《写真撮影 佐藤正樹》

JR東日本新潟支社と同秋田支社は12月24日、寒波に伴なう強風・大雪が見込まれるとして、12月25日以降の運行計画を発表した。

12月25日は羽越本線吹浦(ふくら)〜新屋(あらや)間で18時頃から終日運休となり、両駅で減便の上、折返し運行に。白新線(新潟〜新発田)では18時以降に減便する。これにより両線を走る特急『いなほ』は7号が酒田止まりに。9・11・13・14号は全区間運休となる。上越線(水上〜宮内)では、長岡からの上り終発が運休となる。

12月26日は白新線で始発から昼頃まで減便され、特急『いなほ』は1〜4・6・8号が全区間運休となる。羽越本線では酒田〜秋田間で始発から午前中にかけて運休や遅延が発生する可能性があるとしている。

このほかJR北海道では留萌本線(深川〜留萌)が12月24日17時30分から終日運休している。

JR東日本では、今回発表された線区以外でも「上越線・飯山線・只見線は列車の運転見合わせが発生する可能性があります」と注意を呼びかけている。

白新線のE129系普通列車。同線では12月25・26日に減便などの影響が出る。2020年1月1日、白新線新潟。《写真撮影 佐藤正樹》 羽越本線では最も影響を受ける酒田〜秋田間を走る701系普通列車。2020年1月1日、羽越本線酒田。《写真撮影 佐藤正樹》 羽越本線を走るE653系1000番台の特急『いなほ』。12月25・26日は合わせて10本が全区間運休する。《写真撮影 草町義和》