やまなし観光MaaS《画像提供 電脳交通》

電脳交通は11月4日、山梨県が推進する「やまなし観光MaaS(モビリティアズアサービス)」実証実験での円滑なタクシー運行を支援するため、タクシー配車システム「電脳交通」を提供すると発表した。

システムの提供を通じて、鉄道などの一次交通と、現地で移動する二次交通を円滑に結び、利用者の利便性向上を図ると同時に、現地タクシー事業者の運行管理をサポートする。

クラウド型タクシー配車システムの「電脳交通」は、導入コストが安く、配車拠点の統合や、配車データ活用による人員配置など経営戦略に活用できる。自動配車機能の活用によってタクシー業務の効率アップも図れるとしている。

今回のやまなし観光MaaS実証実験では、「甲府交通圏」「東八・東山交通圏」に属する自治体区域で、現地のタクシー各事業者約340台のタクシー車両に配車システムを提供して運行管理をサポートするとともに、予約・配車受付を行う。

クラウド型タクシー配車システム「電脳交通」《画像提供 電脳交通》 地域交通の支援に向けた、電脳交通の取り組み《画像提供 電脳交通》