メルセデスベンツ GLC《photo by Mercedes-Benz》

ダイムラー(Daimler)は10月29日、2021年1〜9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は、1245億8200万ユーロ(約16兆4770億円)。前年同期の1076億8800万ユーロに対して、16%増加した。

また、2021年1〜9月期のEBIT(利払前・税引前利益)は、145億1200万ユーロ(約1兆9195億円)。前年同期の20億0500万ユーロに対して、およそ7.2倍の増加となった。

一方、2021年第3四半期(7〜9月)は、半導体不足により、生産と販売が大幅に減少した。それにもかかわらず、収益は前年並みを維持したという。

ダイムラーのハラルド・ヴィルヘルムCFO(最高財務責任者)は 「堅調な事業のおかげで、2021年通期(1〜12月)の目標達成に向けて、順調に進んでいる。厳しい環境にもかかわらず、EBITが増加した」と述べている。

メルセデスベンツAクラス《photo by Mercedes-Benz》 ダイムラーのドイツ本社《photo by Daimler》