日中に運行される線内発着の普通列車を対象に行なわれる富士急行のサイクルトレイン。《写真提供 富士急行》

山梨県の大月駅(大月市)と河口湖駅(富士河口湖町)を結ぶ富士急行線を運営する富士急行は6月24日、サイクルトレインの実証実験を6月26日から開始すると発表した。

利用区間は全線で、大月・都留市・谷村町・都留文科大学前・三つ峠・下吉田・月江寺・富士山・河口湖の各駅で乗降できる。

利用期間は7月16日までで(7月9〜11日を除く)、下り大月発9時13分〜14時17分、上り河口湖発8時57分〜14時20分の列車が対象。特急やJR直通列車は対象外となる。

持込みは無料で、大月方の1両に最大6台を持ち込むことができる。

車内には固定具がないため、スタンドがない自転車はベルトなどで固定する。スタンド付き自転車の場合、自身で支える。持込みは1人1台まで。《写真提供 富士急行》 持込み可能な車両は大月方の1両で、このようなステッカーが掲出される。一般客の混乗も可能。《画像提供 富士急行》