JEITA会長に就任した綱川氏《画像提供 JEITA》

電子情報技術産業協会(JEITA)は、6月2日に開催した第11回定時社員総会で、東芝の綱川智社長兼CEOが会長に就任したと発表した。JEITAの会長の任期は1年間。

石塚茂樹会長(ソニー副会長)は任期満了で退任した。筆頭副会長は時田隆仁氏(富士通・社長)。

綱川新会長は6月3日の会見で「JEITAはこれからも積極果敢に挑戦を続けながら、産業と産業のつなぎ役として幅広い産業の会員企業と連携し、課題解決や競争力強化、新たな市場創出に取り組むことで、 世界に先駆けた超スマート社会:Society5.0実現とともに、日本経済のさらなる活性化やSDGsの達成に貢献していく。政府をはじめ関係各所と密に連携しながら会員とともに事業を推進する」と述べた。

綱川会長は2016年から東芝の社長を務め、2020年に会長となった後、2021年4月に会長・社長CEOに復帰した。