JVCケンウッドは、2020年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を各分野で受け、最終損益は35億8400万円の赤字となった。
売上高は、前年同期比30.5%減の511億4500万円だった。新型コロナウイルス感染症がさらに拡大したことによる影響を大きく受けたことから大幅な減収となった。
オートモーティブ分野では、アフターマーケット事業が北米や欧州では経済活動再開により徐々に市況が回復しつつあるものの、それ以外の地域での外出規制にともなう販売活動停滞の影響を受けた。OEM事業も海外市場にて5月以降自動車メーカーが生産を再開し始めたものの、依然として全世界レベルでの自動車販売が低迷している影響を受けて販売が縮小した。
営業損益は、減収の影響などから30億7300万円の損失(前年同期は17億7100万円の利益)となった。税引前損失は31億0200万円(同16億3500万円の利益)。四半期純損失は35億8400万円(同8億8200万円の利益)となった。
通期連結業績予想については、売上高2600億円(前期比10.7%減)、営業利益20億円(同51.0%減)、税引前利益8億5000万円(同70.5%減)、最終損益は14億円の赤字(前期は9億5400万円の利益)とした。
JVCケンウッド、最終赤字35億8400万円…自動車関連など販売縮小 2020年4-6月期決算
2020年08月06日(木) 11時30分
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