JEITA会長に就任したソニーの石塚副会長《写真 JEITA》

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月1日開催の第10回定時社員総会で、石塚茂樹ソニー代表執行役副会長の会長就任を決議したと発表した。

JEITA会長の任期は1年。遠藤信博会長は任期満了で退任した。筆頭副会長は綱川智東芝会長。

石塚氏は「本年度はニューノーマルを支え、社会価値を共創する基盤となる5Gやデジタルトランスフォーメーション(DX)などを強力に推進するとともに、地方自治体との連携やJEITAが主催しているCEATECをはじめとする各種事業のオンライン展開など新たな取り組みを通じて、ソサイエティ5.0の実現につなげていく」とコメントしている。

石塚氏は1981年に東京大学工学部電気工学科卒業後、ソニーに入社。パーソナルITネットワークカンパニーやモーバイルネットワークカンパニーなどを経て2006年にデジタルイメージング事業本部長、2007年に業務執行役員SVP、2015年に執行役EVP、2018年に専務を経て2020年6月に副会長。ソニーエレクトロニクスの社長兼CEOなども兼務している。