人気のないJR代々木駅(東京都)。《photo (c) Getty Images》

レイ・フロンティアでは、新型コロナウイルス感染症流行に伴い、同社アプリSilentLogより収集したデータを用いて、特定警戒都道府県における移動先を観測し、公開している。5月3日は、1日までの行動分析データが公開された。

大型連休中、都道府県間をまたいだ移動の自粛が呼びかけられており、レイ・フロンティアでは 特定警戒都道府県の人々の、都道府県を越境した移動先を観測している。特定警戒都道府県は北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の13エリア。

5月1日は、暦の上では平日だが、メーデーとして休日とする事業所も少なくない。通勤による移動があると思われる周辺から東京都への越境移動は減っている。各地でも越境移動は減っているので、中長距離の移動は全国で減少していると思われる。

都道府県内で完結する移動は以上のデータからは分からないが、レイ・フロンティアでは、外出先滞在時間(自宅以外の場所に5分以上)を大都市の市区町村単位で公表しており、出発地はわからないものの訪問者の多い地域がわかる。

5月1日の外出先滞在時間(自宅以外の場所に5分以上)は、前日4月30日と比較して、東京都、千葉県の都市部で増えており、地方では減っている印象だ。

5月1日、埼玉県発《画像 レイ・フロンティア》 5月1日、東京都発《画像 レイ・フロンティア》 5月1日、千葉県発《画像 レイ・フロンティア》 5月1日、神奈川県発《画像 レイ・フロンティア》 5月1日の外出先滞在時間《画像 レイ・フロンティア》 4月30日の外出先滞在時間《画像 レイ・フロンティア》