akippa オーナー開拓アプリ《画像:akippa》

駐車場予約アプリを運営するakippaは、akippa駐車場オーナーの開拓を行うパートナー向けアプリ「オーナー開拓アプリ」を開発し、運用を開始した。

akippaの拠点は東京・大阪に位置しており、その他のエリアに関しては物理的距離もあるため、駐車場の獲得に時間がかかっていた。また、首都圏や関西圏でもユーザー数に対して駐車場が足りておらず、駐車場獲得の強化が課題だった。そこで全国の空きスペースの有効活用を促進することを目的に、駐車場の開拓を代理で行う「パートナー制度」を2017年に開始。現在、全国にSOMPOホールディングスの保険代理店を含め400事業者以上のパートナーが活動しており、2022年までに3000事業者以上に増やす目標だ。

しかし、パートナーが増えていくにつれて新たな課題が浮上。パートナーが獲得した駐車場情報の掲載をする際、駐車場情報の書面や写真をデータでやりとりし、akippa社内の担当者が掲載作業を行ってたが、掲載までに何度もやりとりや内容の確認作業が発生。結果、パートナーは掲載依頼に関する作業に時間がかかるなど、大きな負荷がかかっていた。
今回リリースしたオーナー開拓アプリでは、パートナーがオーナー情報、駐車場情報、契約情報、注意事項、スペース情報、写真をそれぞれ入力・添付し、簡単に掲載依頼ができる機能を搭載する。また数値入力の効率化や駐車場情報の入力を簡易化するなど、これまでのワークフローを改善することで、駐車場の掲載依頼がスムーズになり、パートナーの負担を軽減。駐車スペースの追加や削除依頼も可能なため、駐車場オーナーの依頼にも迅速な対応が可能となる。

なお、パートナー向けのアプリの開発は、駐車場シェアサービスとしては初の取り組み。akippaでは同時に、パートナー情報を管理する「パートナーサイト」もオープンする。

akippa オーナー開拓アプリ《画像:akippa》