新京橋駐車場入り口(地下)《撮影 高木啓》

駐車場予約アプリを運営するakippaは、東京都道路整備保全公社が管理する都内5駐車場のシェアリングサービスに採択され、新京橋駐車場で10月1日よりサービスを開始した。

同公社の調査によると、23区内の瞬間路上違法駐車台数は、2016年10月時点で約4万6000台あり、既存駐車場の有効活用に対する取り組みが各所で進められている。23区内の駐車場数は増加しているものの、一方で需要も増加。そういった社会的背景もあり、同公社は路上駐車の削減、空車室の有効活用として駐車場シェアリングサービスの導入を検討していた。一方、akippaは、予約貸出ができる駐車場の開拓を進めているが、需要が伸びている都心部駐車場の提供が不足していた。

今回akippaは、同公社が管理する東京都駐車場の駐車場シェアリングサービスのコンペティションに応募、採択された。対象となるのは新京橋駐車場、八重洲駐車場、日本橋駐車場、宝町駐車場、東銀座駐車場の5つ。まずは10月1日にリニューアルオープンした東京都新京橋駐車場でサービスを開始。今後、他の対象駐車場も順次akippaに掲載され、akippa会員は他の駐車場同様に予約して利用することが可能となる。

新京橋駐車場歩行者出入口《撮影 高木啓》 akippaが東京都駐車場のシェアリングに対応《画像:akippa》