シェアゲート for Guests《画像:akippa》

akippaは、スポーツイベント等の関係者専用駐車場の入出庫管理をスムーズにする「シェアゲート for Guests」の運用を9月21日より開始した。

スポーツの試合時には、一般来場者のほか、関係者や招待客などスポーツチームがゲストとして招く観客も多く訪れる。各スポーツチームは、専用駐車場を設けて個別に案内を送付したり、現地に警備員を配置して誘導をしたり、混乱が起きないような管理を行っているが、試合ごとに数十〜数百万円単位でコストがかかるという課題がある。

akippaはこれまで、プロスポーツチームの試合時における来場者の駐車場問題に対応するため、オフィシャル駐車場への完全予約制導入や、スタジアム周辺の駐車場開拓など合計10のプロスポーツチームと提携。一般来場者の駐車場不足や渋滞問題などの解決に取り組んできたが、関係者向けの特別な対応はできていない状況だった。

今回のシェアゲート for Guestsでは、ゲート式駐車場の入出庫管理ができるIoT機器「シェアゲート」を活用し、関係者用駐車場に対応する。シェアゲートは、予約時に発行された暗証番号をゲートの端末に入力することでゲートを自動開閉できる仕組み。今回、これを活用し、akippaがスポーツチーム向けに必要数の暗証番号を発行し、スポーツチームから来場する関係者に個別に配布。来場者はゲートで暗証番号を入力することで、一般予約者と同様にスムーズな入出庫が可能となる。

同社ではまず、男子プロバスケットBリーグB2、茨城ロボッツのホームアリーナである「アダストリアみとアリーナ」にこの仕組みを初導入し、2019-20シーズン開幕戦となる9月21日より運用を開始。今後もあらゆるプロスポーツチームの困りごと解決に取り組んでいく。

シェアゲート for Guestsの導入により変わる運用イメージ《画像:akippa》 シェアゲートを設置した「アダストリアみとアリーナ」の完全予約制駐車場《画像:akippa》 シェアゲート for Guestsを利用する関係者《画像:akippa》