ベンチャーラボ技術展示スペース《画像:日本特殊陶業》

日本特殊陶業は、シリコンバレーのオープンイノベーション拠点「ベンチャーラボ」に技術展示スペースをオープンした。

日本特殊陶業は1936年の設立以来、スパークプラグや排ガスセンサをはじめとした自動車関連製品や半導体関連製品、機械工具などを提供してきた。近年は医療、環境・エネルギー、次世代自動車などの新規事業に向けて取り組みを進めているが、これを加速させるため、昨年2018年4月にシリコンバレーにオープンイノベーションの拠点となるベンチャーラボを設立。ベンチャーラボでは、より良い社会を目指して、パートナーとともに未来のビジネス・価値を創造することをビジョンとして掲げている。

今回、このビジョン実現のため、同社のコア技術を紹介する展示スペースを設置。このスペースでは、AR(拡張現実)技術を用いて同社製品を実態的に捉えることができるコーナーを用意したほか、壁面を利用した巨大スクリーンによる技術紹介なども実施できる。

同社は、今後もスタートアップ企業とのコラボレーションとパートナーシップを通じて、同社グループのコアコンピテンスを活用し、社会課題の解決に向けたソリューションを提供していく。