モースポフェス鈴鹿《撮影 雪岡直樹》

モースポフェス2019鈴鹿のGPスクエアトークステージでは、ラリーとニュルブルクリンクの参戦するドライバーのトークショーが行われ、「ラリーとニュルブルクリンクは似ているのでは?」というトークが行われた。

トークステージに登壇したのは、ヘイキ・コバライネン、小林可夢偉、蒲生尚弥、中山雄一、井口卓人、山内英輝の6人。そこで世界で戦うのはどうかというテーマでトークが進みかけたところで、デモランスペースにはSUBARU(スバル)「インプレッサWRX WRC ’98」でドリフト走行を行う新井敏広選手が登場。イベントスペースの視線を独占する。

デモラン後にトークステージに登壇し、トークを行おうとしたタイミングで、トヨタ「ヤリスWRC」で同じくデモランが行われ、やはり視線を独占した。このマシンのドライブを行ったのはトミ・マキネン氏。マシンから降りて開口一番、「パワステが壊れたかも」と。彼の強力なパフォーマンスに対して、マシンが悲鳴を上げたようだった。2人の華麗なドリフトを見た後にトークショーがいよいよスタートした。

華麗なラリー車でのドリフトを見た後だけに、車の動きがどうなっているのか分からないという、レーシングドライバーの感嘆から、ラリーでの運転の仕方はどうやっているのか、というトークが進んだ。

ラリードライバーはコドライバーの指示を信用しているのか、という質問に、新井選手は「基本的には信じている。明らかに違う場合は自分の目で見て判断するときもあるけど、それで失敗したことも多いからな〜」と会場の笑いを誘った。ラリー車の助手席に乗りたいかの質問に対して、山内選手は「絶対乗りたくない。特に新井さんのは」と答え会場も笑いに包まれた。

また、路面が常に変化しているので、少しだけマージンを残したドライビングをすることを心がけている。というラリーのドライビングテクニックについても語られた。そういう意味ではニュルブルクリンクのコースも、つぎはぎだらけのコースが続き、多数のコーナーや天候の変化が大きいことから、ニュルとラリーは似ているのではないかというトークのテーマになった。

以前トヨタ・レクサスからニュルブルクリンクに参戦していた井口選手は、「FR車でニュルに参戦していたが、去年からスバルのAWD車で参戦して、AWDの安定感を実感した」と体験が語られた。

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