極東開発工業は1月17日、特装車の稼働状況を記録・蓄積するIoT基盤を利用したサービス支援システム「K-DaSS」の構成要素の一つである、「サービスツールシステム」を販売すると発表した。
「サービスツールシステム」は同社と契約サービスステーションのサービス員が、新開発の専用スマートフォン用アプリを使って近距離無線通信機能を搭載した車両と通信することで、車両のデータを収集する。これによって車両の状態を正確に把握し、顧客に適切なメンテナンスを提案する。
「K-DaSS」は「サービスツールシステム」のほか、「リアルタイムデータ収集」、「WEBサービス」で構成する。
今後は今回販売する「サービスツールシステム」の本格的な稼働に加え、現在実証試験を進めている「リアルタイムデータ収集」、「WEBサービス」に関しても実用化に向けてシステム全体の構築を進める。
順次各製品への展開とシステムのアップデートを行うことで、利便性が高くフレキシブルなサービスを提供、「つながる特装車（コネクテッドSPV）」に向けた取り組みを加速する。
