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ディー・エヌ・エー(DeNA)は12月14日、次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」の配車システムで、システムオリジン、西菱電機、JVCケンウッドと2019年中に連携することを検討すると発表した。

「MOV」は、利用者がアプリで配車を依頼すると、タクシー車内に設置された乗務員専用端末に直接配車依頼がある「アプリ連携方式」のタクシー配車システム。今回、タクシー事業者と乗務員の利便性向上を図るため、「MOV」の配車システムと、システムオリジン、西菱電機、JVCケンウッドの無線機システムと連携させるものを開発する。

乗務員が「MOV」の乗務員専用タブレットで、電話などによる配車依頼を一元管理できるシステムの開発を検討する。

タクシー事業者は無線機システムなどと「MOV」の配車システムを並行して活用するという従来の選択肢に加え、新しいシステム連携によって無線機システムなどの入れ替え時の初期の車載端末投資が不要になる。また、乗務員は複数の配車システムを使い分ける必要がなくなる。

DeNAは、連携は2019年中を目標としおり、他の無線機システムなどを提供している会社とも積極的に拡大していく。

タクシー配車アプリ「MOV」、無線機システムと連携へ(参考画像)