akippaと大津市が観光地の駐車場不足問題の解消に向けて連携

akippaは11月28日、滋賀県大津市と、観光地の駐車場不足による地域社会的課題の解決を推進するため「シェアリングエコノミーを活用した駐車場不足による地域課題解決に関する連携協定書」を締結したと発表した。

akippaが観光地での渋滞緩和を目的に自治体と連携協定を締結するのは初めて。大津市内の観光地での駐車場不足解消、周辺の交通渋滞緩和、迷惑駐車防止の解決を推進するため、協定を結んだ。

大津市北部にあるリゾート施設「びわ湖バレイ」は、4月末〜12月初旬までのグリーンシーズンの週末を中心に周辺道路や駐車場が混雑する。このため、akippaは最寄駅である志賀駅周辺の月極駐車場や店舗、個人宅などの空きスペースをakippa駐車場として開拓する。

また、活用できる空き駐車場の情報を収集するため、大津市は地域の事業者をakippaに紹介し、地域住民や事業者へakippa駐車場の登録を促す。観光地周辺や市の運営するホームページやチラシ、イベントなどで、akippaを紹介し、市民への認知度向上と利用促進を進める。