日産車体九州工場

日産車体は11月8日、2018年4〜9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。昨年、完成検査問題関連の特別損失で2億4800万円の赤字となった最終損益は、24億7300万円の黒字となった。

第2四半期連結累計期間の売上台数は前年同期比3.6%増の11万6525台。中近東向けの『パトロール』や北米向けインフィニティ『QX80』などが増加した。これに伴い、売上高も同4.4%増の3033億1300万円と増収だった。

営業利益は材料市況悪化に伴うコスト増加等により同17.7%減の33億4900万円、経常利益は同17.9%減の35億3300万円となった。最終損益は前年特別損失として計上した完成検査問題関連のリコール費用45億円がなくなったことから、前年同期の2億4800万円の赤字から24億7300万円の黒字となった。

通期業績予想は売上高6300億円(前期比12.8%増)、営業利益126億円(同847.2%増)、経常利益130億円(同640.2%増)、純利益87億円とした前回予想を据え置いた。

インフィニティQX80