交通量の多い国道の交差点を走行していた大型バイクと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクは乗用車に進路を塞がれるような状態で衝突しており、運転者が死亡している。

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7日午前9時30分ごろ、長野県長野市内の国道19号を走行していた大型バイクと、交差進行してきた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイク運転者が死亡。乗用車の運転者も重傷を負っている。

長野県警・長野中央署によると、現場は長野市中御所付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。バイク側が国道を走行していたとみられ、交差道路を左方向から進行してきた乗用車に進路を塞がれる状態で出会い頭に衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた同市内に在住する57歳男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。乗用車は右側面にバイクが衝突する状態となり、運転していた松本市内に在住する29歳の女性が頭部強打の重傷を負っている。

警察ではいずれかが赤信号を看過したことで衝突につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は長野市の中心部で、国道は昼夜を通して交通量が多い。バイクは速度を維持した状態で乗用車の右側面に突っ込んでおり、警察では事故当時の信号表示状況を中心に調べを進めているようだ。