by 森脇稔 on 2024年11月30日(土) 16時30分
川崎汽船は11月28日、液化天然ガス(LNG)を主燃料とする7000台積み自動車専用船「PONTUS HIGHWAY」が完成したと発表した。
この船は8月に竣工した「NEREUS HIGHWAY」の姉妹船。LNG燃料は従来の重油燃料と比較して、温室効果ガス(GHG)の一つである二酸化炭素(CO2)の排出を25%〜30%削減できる。また、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)の排出をほぼ100%、窒素酸化物(NOx)の排出量を約75%・・・
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by 森脇稔 on 2024年09月05日(木) 10時30分
川崎汽船は9月3日、同社が運航する自動車船「TEXAS HIGHWAY」が、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より、電気自動車海上輸送のための追加火災安全対策が講じられた船舶であることを示すノーテーションを取得した、と発表した。
これは、電気自動車火災にも対応した消火マニュアルを全船に展開し、運用している同社の取り組みが評価されたものだ。
川崎汽船は以前から自動車の安全輸送に向けた取り組みを強化しており、今回のノーテーション・・・
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by レスポンス編集部 on 2022年09月10日(土) 07時00分
川崎汽船は、自動車運搬船の船内作業で使用するサービスカー(作業車)に、エヌワイのゼロエミッションサービスカート『ビークル』の使用を試験的に開始した。同社が9月8日に発表した。
ビークルはゴルフ場で使用された中古電動サービスカートを改造した車両で、動力源は再生鉛バッテリー。電動モーターで駆動するため、走行中のCO2排出量がゼロで、船の電力で充電が可能。
自動車船には通常、ガソリンエンジンの軽トラックを船内作業用のサービスカーとして積み・・・
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by 雪岡直樹 on 2021年09月18日(土) 12時30分
川崎重工業、岩谷産業、電源開発などの「CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)」は14日、同機構が実証実験を行っている神戸市の海上輸送基地などをメディア向けに紹介した。
水素は国内でも製造が可能だが、将来的に市販車や産業用に対してより多くの水素が必要になったときに国内だけでは賄いきれないことも想像できる。その際には海外から運んでくる必要もあるわけだが、水素を海外で製造し輸送してくる実証実験を、川崎重工や岩谷産業、電源開・・・
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by レスポンス編集部 on 2019年07月24日(水) 09時53分
川崎汽船は7月23日、同社が所有していた自動車専用船「第十とよた丸」が、日本船舶海洋工学会が主催する「ふね遺産」に登録されたと発表した。
第十とよた丸は、1970年7月9日に川崎重工の神戸工場で竣工した、完成車輸送に特化した日本初の自動車専用船。それまでは往航を自動車、復航に穀物などバルク貨物を積むカーバルカーが主流だったが、第十とよた丸は復航を空載とする自動車専用船とすることで復航貨物の荷待ち、天候によるスケジュールの遅延という課題・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]