レトロポップな雰囲気の新たなルート6「ウォームライト」《写真撮影 家本浩太》

ルート6といえば、軽バンをハードカーゴやクロカン風にカスタムしたワイルドなモデルが特徴的なビルダー。しかし、「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー2023」に登場した新顔は、なんと、レトロポップな可愛さを押し出した1台だった。

この新たなモデルは、まさかの「ウォームライト」。従来は、スズキ『エブリイ』やダイハツ『アトレー』をベースに、スズキ『ジムニー』風のフェイスを移植し、リフトアップや無骨なデザインのホイール、ルーフキャリアなどで力強さ全開に仕上げていたモデルだ。

しかし、今回は、ホワイトとベージュのツートンカラーにボディを塗装し、自社製の木製フェアリングを備えたルーフラックやノスタルジックなデザインのホワイトを基調としたアルミホイールなどで愛らしい見た目に。最近は女性ユーザーも増加していることから、選択肢を増やそうと、敢えて従来とは180度性格の違うカスタムを施した。

室内は、従来のワイルドなデザインのものの時と基本は同じ。唯一、変わったのは、ベッドマットをクルマ全体のイメージに合わせてホワイトにし、素材を手入れのしやすい合皮に変更した点だけだ。

新カスタムのモデルはエブリイのPCグレード・2WDのモデルをベースにポータブル電源やカーナビなどのオプション装備を設置した上で税込275万9550円。車中泊を初めてみたい人やライトユーザーにも購入しやすい価格もポイントだ。

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