トヨタ自動車は6月6日、新型ハッチバックの『グランザ』(Toyota Glanza)をインドで発売すると発表した。
トヨタとスズキは2019年3月、新たな協業について、具体的な検討に着手することで合意した。これは2017年2月の業務提携に向けた覚書を締結して以降、両社が検討を続けてきた成果となる。
新たな協業の具体的内容としては、スズキがインドで生産する小型車を、トヨタにOEM供給することが挙げられる。
トヨタが6月6日、インドで発売する新型ハッチバックのグランザは、スズキ『バレーノ』のOEMだ。バレーノは2015年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2015でワールドプレミアされた。インドをはじめ、欧州や日本などで販売されているグローバルコンパクトカーだ。
スズキは2015年10月、バレーノをインドで発売した。新たに立ち上げられた高級販売店、「NEXA」が取り扱う。インドでは、プレミアムハッチバック車に位置付けられている。
なお、トヨタが公開したグランザのティザーイメージからは、バレーノとは異なるフロントグリルが見て取れる。
トヨタの新型ハッチバック『グランザ』、スズキ バレーノ のOEM…インド発売へ
2019年06月05日(水) 10時30分
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