アウディ R8 クーペ V10 GT RWD(参考)《photo by Audi》

アウディの米国部門は9月6日、高性能2ドアクーペ『R8』の約17年の歴史を祝う特別モデルを9月12日、初公開すると発表した。

初代R8は、2006年にデビューした。当初は4.2リットルV8エンジンでスタートしたが、2009年に5.2リットルエンジンを搭載した「5.2 FSI クワトロ」を追加。ここで、V10エンジンのヒストリーが始まった。

現行R8は2019年初頭、本格的なアップデートが施された。クーペとオープンの「スパイダー」に加えて、後輪駆動の「R8 V10 RWD」へと進化した。

後輪駆動の最終モデルの『R8クーペ V10 GT RWD』の場合、5.2リットルのV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力が620ps、最大トルクが57.6kgmに引き上げられた。トランスミッションは新開発の 7速デュアルクラッチで、シフトチェンジの時間を短縮した。車両重量はおよそ20kg軽量化され、1570kgに。0〜100km/h加速3.4秒、0〜200km/h加速10.1秒、最高速320km/hの性能を可能にしている。

アウディは9月12日、このR8の約17年の歴史を祝う特別モデルを初公開する予定だ。アウディは、R8のラストラップになる、としている。

アウディ R8 クーペ V10 GT RWD(参考)《photo by Audi》 アウディ R8 クーペ V10 GT RWD(参考)《photo by Audi》 アウディ R8 クーペ V10 GT RWD(参考)《photo by Audi》 アウディ R8 クーペ V10 GT RWD(参考)《photo by Audi》