マツダは、『CX-3』のバックカメラの映像が乱れることがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2014年12月16日〜2020年10月15日に製造された7万9105台。
対象車両は、バックカメラの電気配線が不適切に固定されているため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがある。そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加し、最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、バックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定。映像に乱れが認められない場合は電気配線をシール材で固定する。なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始する。
不具合は16件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
またマツダは『アクセラ(ハッチバック車)』の後付け用品として2013年11月から2020年12月に出荷したバックカメラ約5万7000個についても、自主改善を実施すると届け出た。
バックカメラ映像に乱れ、マツダ CX-3 の7万9000台に改善対策…アクセラでも自主改善
2023年07月18日(火) 14時00分
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