資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月26日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.9円高の171.0円で6週連続の値上がりとなった。
レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格が171円を超えるのは2022年7月19日の調査以来、11か月ぶり。経済産業省はガソリン価格を抑えるため2022年から導入していた補助金について、1リットルあたり25円の補助上限額を6月から段階的に引き下げ、9月末で終了すると発表。ガソリン価格は上昇傾向にある。
地域別では北海道が前週比0.5円高の167.3円、東北は1.3円高の169.3円、関東は1.3円高の170.9円、中部は0.1円高の170.0円、近畿は1.3円高の170.7円、中国は0.9円高の170.3円、四国は0.8円高の172.9円、九州沖縄は0.5円高の173.7円。全エリアで値上がりとなった。
ハイオクは前週比0.9円高の181.8円、軽油は0.8円高の150.8円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月28日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は159.1円/リットル(前週比−0.6円)、ハイオクは170.4円/リットル(−0.8円)、軽油は136.4円/リットル(+2.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
ガソリン価格上昇止まらず、レギュラーは前週比0.9円高の171.0円
2023年06月28日(水) 16時30分
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