ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》

ジープは2月15日、コンパクトSUV『レネゲード』(Jeep Renegade)の2023年モデルを米国で発表した。

◆「ラティチュード」グレードをベースにした特別仕様車
2023年モデルには、「ラティチュード」グレードをベースにした特別仕様車の「アップランド」を設定する。マットブラックのフードデカール、オフロード走行対応の前後マスク、コーナリングフォグランプを装備した。

自動ヘッドライト、グロスブラックエンブレム、17インチアルミホイール、アグレッシブなオールテレーンタイヤ、7インチTFTディスプレイ、ブロンズアクセント付きのブラッククロスバケットシート、アンビエントライティング、テクノレザーステアリングホイール、8.4インチタッチスクリーンディスプレイとGPSナビゲーション付きの「Uconnect 4」も標準装備する。

ボディカラーには、ソーラーイエローに加えて、アルパインホワイト、ブラック、コロラドレッド、スレートブルー、スティンググレーが用意されている。

◆フルタイム4x4に「セレクテレインシステム」
フルタイム4x4システムには、「セレクテレインシステム」を搭載する。スロットルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース、トラクションコントロールなど12種類の車両マネジメントシステムを連動させることで、路面状況を問わず、走行安定性を高めている。セレクテレインシステムでは、「AUTO」、「SNOW」、「SAND」、「MUD」、「ROCK」の5種類のモードが切り替えられる。

レネゲードの2023年モデルでは、4x4モデルセグメント唯一の「ディスコネクトリアアクスル」とパワートランスファーユニット(PTU)により、燃費を最適化した。4x4モデルは最大およそ900kgの牽引能力を持つ。頑丈なボディに、クラス最高のオフロード性能を実現するように設計されており、クラス最高のアプローチアングルとデパーチャーアングルを備えているという。

すべてのレネゲードの2023年モデルに、セグメント初の前面衝突警告プラスとレーンセンスデパーチャー警告プラスをはじめ、アクティブブレーキ付き全速度域対応の前面衝突警告、ブラインドスポットモニター、アクティブレーンマネジメントシステムなど、70を超える先進運転支援システム(ADAS)を、標準またはオプションで用意している。

◆1.3リットル直4ターボにセグメント初の9速AT
4x4モデルには、直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は177hp、最大トルクは29kgmを引き出す。セグメント初の9速ATと組み合わせて、燃費性能を高め、CO2排出量を削減している。

燃費効率を高めるためのアクティブグリルシャッターが付く。エンジンストップスタート(ESS)テクノロジーも搭載されており、燃費性能を追求する。

コネクティビティの面では、Apple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」を採用した。HDラジオ、Bluetoothハンズフリー通話、音声コマンド、ストリーミングオーディオ、「SiriusXM」ラジオなどが用意されている。8.4インチタッチスクリーンディスプレイとGPSナビゲーションを備えた「Uconnect4」を標準装備する。なお、8.4インチサイズのディスプレイは、クラス最大のディスプレイサイズになる、としている。

ジープ・レネゲード の2023年モデル「アップランド」(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル「アップランド」(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル「アップランド」(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》 ジープ・レネゲード の2023年モデル(米国仕様)《photo by Jeep》