通信型ドライブレコーダー(イメージ)《写真提供 JVCケンウッド》

電子情報技術産業協会とドライブレコーダー協議会は7月20日、2021年4〜6月期のドライブレコーダー国内出荷実績が前年同期比93.1%増の143万3516台だったと発表した。

前年同期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新車販売やカー用品販売が大幅に落ち込んだため、反動でほぼ倍増した。前期比(1〜3月期)との比較でも21.5%の伸び率で、高水準で推移している。

4〜6月期の内訳は事故時の映像記録を主目的とするコンシューマー向けが103万3298台、運行管理や安全運転教育も目的とした法人向けに設計された業務用が40万0218台だった。

統計参加企業はアイ・オー・データ機器、アルプスアルパイン、JVCケンウッド、デンソー、デンソーテン、パイオニア、パナソニック、三菱電機、矢崎エナジーシステム、ユピテル、TCL、コムテック。

暦年上半期(2021年1〜6月)の数字はコンシューマー向けが201万0485台、業務用が60万2551台、合計261万3036台だった。前年同期(2020年1〜6月)は合計186万7489台で、40%の増加だ。