チューニングパーツメーカー・HKS(エッチ・ケー・エス)が「HKSボディキットTYPE-R」に日産『RZ34フェアレディZ』用ラインナップを追加した。販売開始は12月19日より。
コンセプトを「走れるワイドボディキット」として、HKSレーシングスタイルを継承しつつ、GTカーをストリートに落とし込んだ「力強さとシャープさを表現・要所にカーボンを採用することでレーシー×高級感を演出」した様式で構成。純正状態でリアにワイドなサイズのタイヤが履ける車両であることから、極端なワイド化をせず、普段はツーリングを楽しみつつ、ときにはサーキット走行という使い方を考慮したデザインを採用している。
今回発売されたのはフロントスポイラー・フロントフェンダー・サイドスカート・リアフェンダーからなる「ベースキット」と、「カナード」パーツおよび「ダックテール」パーツの3製品。
「ベースキット」のフロントスポイラーはHKSレーシングスタイルの趣を押し出しつつ、あくまで「Z」の顔つきを残すデザインとし、ほどよくエッジを効かせGTカースタイルとなっている。もちろん通過風を整流し、フロントバンパー下面の圧力を大幅に下げダウンフォースにも寄与している。純正と取り替え仕様とし後付け感をなくしたフロントフェンダーは純正比片側+12.5mmワイドで、サイドシルに向かう面にはボルテックスジェネレータを配置し走行抵抗を軽減させている。またバージパネルを設定したサイドスカート・タイヤ回りをシャープに引き締め片側+8mmとは思えないワイド感を実現したリアフェンダーも、エアロ効果と使い勝手を考慮した構成となっている。
また、過激すぎない範囲で大型化したデザイン採用の「ダックテール」も、スポイラによる堰き止め効果や下面流れを吸い出す効果を発揮。
全体としてブレーキングの安定性向上、アンダーステアの抑制および出方がマイルドに、進入及びコーナー中のオーバーステアも抑制されると同時にマイルドに、限界域のコントロール性が穏やかに、ストレートでのトップスピードを下げずコーナーでの速度維持が可能になるなど、まさに“走れるエアロ”となっている。
HKSレーシングスタイルを継承!「ボディキットTYPE-R」に フェアレディZ 用を追加
2023年12月20日(水) 12時30分
関連ニュース
- BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化 (04月26日 10時30分)
- メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km (04月25日 15時30分)
- HKSが GRカローラ 用スポーツサスペンション「ハイパーマックス R」発売 (04月21日 18時00分)
- BMWの4ドアEVクーペ『i4』、改良新型を発表へ (04月20日 09時00分)
- 軽量・低背圧・静粛性を高次元で融合、HKSからGRヤリス用「スーパーターボマフラー」が新登場 (04月18日 10時00分)