MINI クーパー SE 新型の「ジョン・クーパー・ワークス」仕様《photo by MINI》

MINIは12月6日、3ドアハッチバック新型のEV『クーパーSE』に、欧州で「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」仕様を設定すると発表した。内外装をスポーティに仕上げている。

外観は、フロントとリアにディフューザーが装着された。フロントグリルの周囲とエンブレムは、ハイグロスブラックで仕上げる。ルーフとドアミラーカバーは、チリレッドで塗装し、視覚的なハイライトとした。

新しいジョン・クーパー・ワークスのエンブレムは、伝統的な赤、白、黒の3色と、八角形グリルに配されたチェッカーフラッグによって、際立つようにした。足元には、10本スポークの2トーンデザインの18インチアルミホイールと、赤いJCWブレーキキャリパーを装着する。ボンネットストライプも採用している。

LEDヘッドライトは、JCWシグネチャーが選択できる。この場合、フロントのデイタイムランニングライトは、2本の水平ストライプだけが光る。マトリクスLEDテールライトは、リアのワイドさを強調している。

シートは合成皮革に赤いステッチ、ショルダー部分にマルチカラーのニット素材を組み合わせた。ブラックとレッドの色合いは、ドアとダッシュボード覆うニットにも施されており、助手席側にはチェッカーフラッグをあしらったJCW専用パターンが施された。

ダッシュボード中央の直径240mmの高解像度OLEDディスプレイは、「GO-KART」モード時、インテリア照明とともにアンスラサイトレッドで光る。特別なGO-KARTサウンドに加え、このモードではアクセルペダルのスロットルレスポンスが最適化され、スポーティなドライビングフィールが向上するという。

クーパーSEのモーターは、最大出力218hp、最大トルク33.6kgmを発生する。0〜100km/h加速は6.7秒だ。リチウムイオンの高電圧バッテリーは、床下にレイアウトされ、最適なロードホールディングと重量配分を実現するとともに、車両の安定性と敏捷性を追求する。バッテリーの蓄電容量は54.2kWhだ。これにより、1回の充電での航続は402km(WLTPサイクル)を可能にしている。

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