トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・トルコ(TMMT)で生産が開始されたトヨタ C-HR 新型(欧州仕様)《photo by Toyota》

トヨタ・モーター・ヨーロッパは11月6日、小型クロスオーバー車のトヨタ『C-HR』(Toyota C-HR)の新型の生産を、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・トルコ(TMMT)で開始した。現時点では欧州専用車となっており、日本市場への導入に関する発表はない。

2世代目となる新型C-HRには、エッジの効いた新しいデザインと先進のテクノロジーを採用する。欧州の顧客のために、欧州でデザインやエンジニアリングを行った。斬新なエクステリアデザインは、「公道を走るコンセプトカー」のようなインパクトを与えることを目指した。フロントの造形は、EVの『bZ4X』や新型『プリウス』にも見られるトヨタの新しい顔つきだ。ルーフのブラックを、リアバンパーまで延長した新スタイルのツートーン塗装も用意されている。

すべての操作系をドライバーズゾーンに集約した。水平基調のインストルメントパネルと、「ウイング」をデザインテーマとすることで、乗員が包み込まれるような感覚を得られるようにした。ドライバーが車両に近づくと、自動的にウェルカムモードが作動し、テールゲートのイルミネーションなどが明るく輝く。シートポジション、デジタルメーターディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、マルチメディアスクリーンは、ドライバーの好みの設定が自動的に適用される。

12.3インチのフルデジタルメーターを新採用した。このディスプレイは、ドライバーの好みや走行状況に応じて、さまざまなコンテンツを優先的に表示するように調整できる。例えば、高速道路を走行する際には、先進運転支援システム(ADAS)に関する情報を目立つように表示する。ステアリングホイールのスイッチで3種類の表示レイアウトを切り替えることが可能。デジタルキーシステムによって、スマートフォンで車両にアクセスし、始動することができる。

パワートレインには、1.8リットルと2.0リットルの2種類のハイブリッドが用意される。2種類のハイブリッドを用意するのは、トヨタの欧州戦略に沿うもの、としている。

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