トヨタ スープラ GRMN プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

2019年、17年ぶりの復活が話題となったトヨタの2ドアスポーツカー『スープラ(GRスープラ)』。いよいよ本命ともいえる最強モデル『スープラGRMN』が登場する。ドイツ・ニュルブルクリンク付近でテストをおこなうプロトタイプの姿をスクープした。

◆『M4 CSL』の直6ターボ搭載で543馬力!?
プロトタイプは、フロントとリアに僅かなカモフラージュが施されているが、ほぼフルヌード状態だ。後部に大型リアウィングが装着されているため、限定900台で発売された「45thアニバーサリー・エディション」に似ているが、よく見るとフロントマスクがより過激に進化している。

フロントバンパーコーナーにはカナードを装着しており、スポイラーリップもある。サイドを見ると、かなり車高が落とされていることがわかる。ブラックの軽量ホイールを装着した足回りからは、ドリルドディスクとレッドキャリパーを備えた強化版ブレーキシステムがうかがえる。

これだけでもかなり走りを予感させるが、注目は心臓部だ。GRスープラはBMW『Z4』と車体やエンジンを共有するが、最も有力な最新情報によるとスープラGRMNでは、BMW『M4 CSL』から供給される3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンを搭載するという。

最高出力は543ps、最大トルクは649Nmを発揮し、6速マニュアルトランスミッションと組み合わされる。現在GRスープラの最高出力は382p、BMW『M4』が473ps、「M4コンペティション」でさえ503psであることを考えると、いかに強力なパワーとなるかがわかるだろう。

ワールドプレミアの時期は現時点では不明。『ヤリスGRMN』と同様に限定販売の特別仕様になる可能性もあり、プレミア化待ったなしだ。

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