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地球の温暖化ではなく、 “沸騰化”の時代が到来したというニュースも流れているが、日本列島でも厳しい暑さが続き、東京都心では、7月の猛暑が12日と過去最多を更新したそうだ。

そんな酷暑の中、まさかコンピュータまでも沸騰化でデータが蒸発したわけでもないだろうが、警察庁が管理する運転免許証のシステムで、一時的に障害が発生し、群馬、新潟、大阪、岡山の4府県警で免許証を即日交付できないなどのトラブルが発生したという。

きょうの読売などが社会面で取り上げているが、交付の遅れも含め計約2500人が影響を受け、4府県警は後日、免許証を郵送するなどの対応を取るそうだ。

検察庁によると、障害が起きたのは、各地の警察が保有する免許情報を集約し、同庁の共通基盤上で一元管理するシステム。7月30日午前7時35分頃、サーバーの負荷を分散する装置に障害が起き、免許証発行のサーバーに接続できなくなったという。約3時間後には復旧したが、群馬など4府県警で一時的に免許証が発行できなくなってしまったという。

デジタル化をめざして警察庁でも、2024年度末までに全都道府県警の情報を集約する予定で統合を進めており、4府県警では先行してシステムを移行していたそうだ。将来的にはあの悪名高いマイナンバーカードとのひも付けも検討されているようだが、健康保険証と同様に前途が案じられる。

2023年7月31日付

●興行ビザ大幅緩和、滞在30日長期ツアー容易に、あすから(読売・1面)

●運転免許発行一時障害、2500人影響、4府県即日交付できず(読売・31面)

●保険契約を捏造か、ビッグモーター福井の店舗(毎日・23面)

●関東続く酷暑、7月の都心、猛暑日最多12日(東京・1面)

●76年前の電気自動車「たま」学ぶ、小平の職能大学校で企画展、開発経緯などパネルで紹介(東京・15面)

●社説、技術革新問われる日産ルノー(日経・2面)

●EVトラック導入に補助、環境省、脱炭素促す、今年度4000台目標(日経・3面)

●EV電池ケース鉄で耐久性2倍、日本製鉄、延焼しにくく(日経・7面)

日産の全身企業のひとつ、東京電気自動車が製造した電気自動車、たま《写真提供 日産自動車》