三菱自動車の欧州部門は4月4日、コンパクトカーの『コルト』(Mitsubishi Colt)の新型を6月8日、初公開すると発表した。
2012年末の生産終了から約10年を経て、コルトが欧州で復活する。新型コルトはBセグメントの5ドアハッチバックとして、2023年秋から欧州市場で販売される予定だ。
初代コルトは1962年6月、『コルト600』として日本市場で発売された。三菱自動車の発展の原動力となったのが、初代コルトとされる。また、コルトは欧州市場にも投入された。1978年の発売以来、ドイツでは約50万台のコルトが販売されている。欧州では2012年末をもって、コルトの生産は終了したが、40万人以上の顧客が最終世代のコルトを選んでいる。
新型コルトは、ルノーのトルコ・ブルサ工場で生産される予定で、車台はルノー日産三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームをベースにする。また、ハイブリッドを含む幅広いパワートレインが用意される、としている。
日本でコルトは『ミラージュ』にバトンタッチする形で生産を終了していたが、そのミラージュも2022年末に生産を終了。新型コルトの日本導入はあるのか、注目だ。
三菱『コルト』復活へ、欧州で6月8日発表…ハイブリッドも設定
2023年04月05日(水) 08時00分
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