日本郵便仕様 ミニキャブ・ミーブ《写真提供 三菱自動車》

三菱自動車は、日本郵政、日本郵便および東京電力ホールディングスと共同で取り組むカーボンニュートラル化の推進に向けた実証実験を本格的に開始した。

今回の実証実験では、郵便局の集配用車両への電気自動車(EV)導入拡大に際して、東京電力グループが整備する充電設備の一部を地域の企業や、来局者に利用してもらうほか、郵便局に設置する太陽光発電施設やEVなどを活用し、停電や台風時などの災害に強いまちづくりに活かしていくというもの。

実証実験の本格始動に伴い、11月10日に栃木県の小山郵便局、18日に静岡県の沼津郵便局でセレモニーを開催。取り組み内容を紹介し、地域住民も利用できる急速充電器を披露した。

実証実験では、小山郵便局と沼津郵便局で、軽商用EV『ミニキャブ・ミーブ』計20台を使用。三菱自動車は走行データと電池残量の推移などのデータを取得・分析し、今後導入する郵便局の集配用EV車両だけでなく、商用EV全体の走行性能の向上に取り組むことで、日本全体のEVの普及に貢献していく。

日本郵便仕様 ミニキャブ・ミーブ《写真提供 三菱自動車》 11月10日 小山郵便局セレモニー《写真提供 三菱自動車》 11月18日 沼津郵便局セレモニー《写真提供 三菱自動車》