米国のIIHS(道路安全保険協会)は、新たに導入した助手席側のスモールオーバーラップ衝突テストにおいて、新型トヨタ『カムリ』が最高評価を獲得した、と発表した。
IIHSのスモールオーバーラップ衝突テストは従来、運転席側のみで行われてきた。対向車がセンターラインを超えてきて衝突した場合を想定し、運転席側の前面の4分の1を、64km/hでバリアにぶつける。
今回IIHSは、助手席側にもスモールオーバーラップ衝突テストを導入。これは、車両が路肩側の木や電柱などに衝突した場合を想定した追加テストとなる。
テストは車両の助手席側の前面の4分の1を、64km/hでバリアに衝突させる方式で実施。なお、このテストの総合評価で「good」または「acceptable」評価を得ることが、2018年からはトップセーフティピック+を獲得するための新たな条件になる。
新型トヨタカムリは、助手席側のスモールオーバーラップ衝突テストにおいて、最高のgood評価を獲得。IIHSは、「内装の室内への侵入は、上側が3〜4cm、下側が9cm。助手席乗員の生存空間は充分に確保されている」と評価している。
【IIHS衝突安全】トヨタ カムリ 新型、助手席スモールオーバーラップで最高評価
2017年10月25日(水) 08時45分
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