デルファイの自動運転車(アウディQ5)

米国に本拠を置く自動車部品大手、デルファイは5月3日、パワートレインシステム部門を分社化し、分社後の本体は自動運転を事業の柱に位置付けると発表した。

分社化は、2018年3月までに行われる予定。パワートレイン部門は単体事業として、先進技術、パワーエレクトロニクスソリューション、アフターマーケット事業のポートフォリオをさらに強化しつつ、グローバルな成長戦略を追求する。

一方、パワートレインシステム部門の分社後、本体は自動運転に注力。コネクティビティや電動化、インフォテインメントシステムなども重視していく。

デルファイのケビン・クラーク社長兼CEOは、「前例のない業界の変化の時に、デルファイの営業事業と戦略的パートナーシップの強みは、各企業がさらに集中し、最先端の技術を継続的に開発できることにある」と語っている。

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