by 中村 孝仁 on 2024年04月06日(土) 12時00分
ホンダ『N-BOX』は、言わばニッポンの「フォード Fシリーズ」である。意味不明という読者に少し説明しよう。
アメリカにフォードFシリーズと呼ばれるいわゆるライトトラック、即ちピックアップのモデルが存在する。このクルマ、1981年以降今日まで40年以上にわたり、北米で販売されるすべての自動車の中でベストセラーであり続けている、ある意味伝説的なモデルである。
翻ってN-BOXである。2011年に誕生したクルマだから決して歴史のあるモデ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年04月03日(水) 21時00分
「『グレカーレ』に乗ってみてくださいよ。ロングタームで」。こんな嬉しい申し出をお断りするはずもなく、中心的モデル「モデナ」を1週間お借りしてロングランを敢行してみた。
◆大排気量V8のような力強さの直4エンジン
ヨーロッパの自動車の車名は風に由来するものが多い。かつてVWはそのほとんどが風に因む名前であったが、最近はマセラティがそれに倣っているようでグレカーレという名称は地中海に吹く北西の風“Gregale”に由来するものだそうだ。何・・・
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by 請川開 on 2024年04月02日(火) 12時15分
3月の『レスポンス試乗記』記事を注目度ランキング形式で紹介。
今月最も注目を集めた新型車は、スバル『レヴォーグレイバック』。レヴォーグと比べて車高が70mm高くなっているのが特徴であり、これによってレヴォーグよりも乗り味がよりマイルドに仕上がっている。
1位) 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】スバルの戦略、吉と出るか凶と出るか…中村孝仁:165 Pt.
スバル『レイバック』については昨年、そのプロトタイプに試乗した。『・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月01日(月) 21時00分
まるでデジカメのバッテリーのような風体のキータグ(重さは35gほどとごく軽い)が無線またはチップでクルマとの通信を行ない、ドアロックを解除。そこまではまあ一般的だが、シートに座り、あたりを見回すと、すでにボルボ『EX30』の異次元体験は始まっていた。
◆物理スイッチがほぼない、異次元体験
縦型12.3インチのセンターディスプレイはいわばテスラ方式。ボルボといえば昔は防寒グローブをしていても操作可能なダイヤル、スイッチ類が売りだったが、・・・
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by 諸星陽一 on 2024年03月31日(日) 12時00分
「ジャパンモビリティショー2023」で多くの観客から脚光を浴びたスズキの新型軽自動車『スペーシア』。そのなかでもパワフルなエンジンを搭載する「スペーシアカスタム XSターボ」に試乗した。
スペーシアはもともと『パレット』というネーミングで2008年に発売されたモデルがルーツだ。パレットの登場にはダイハツ『タント』の存在を無視することはできない。タントの対抗馬としてパレットを登場させたが、タント人気を追撃することは難しかった。
201・・・
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by 河村康彦 on 2024年03月30日(土) 18時00分
“ユーノス”のブランド名を冠された初代『ロードスター』の登場からすでに35年。
発売から時間が経過しての売れ行き低下→コストを掛けられない→さらに売れ行きがダウン→人知れずフェードアウト…と、そんな悲しい末路を辿ったスポーツモデルも少なくない日本にあって、マツダのロードスターがこうした長い年月を生き抜き、現在では紛れもなく「日本の誇り」とも言える存在へと成長を遂げたのは、このメーカーがスポーツカー文化を理解し、自身が苦しい時代にあって・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月29日(金) 21時00分
初代『アウトバック』は、『レガシィ』が2代目(BG型)だった1994年に北米で登場、追いかけて翌95年8月に日本市場でも発売された(最初の日本名は『グランドワゴン』)。実はあのボルボ『V70 XC』(登場は98年)よりも先に世に出た、今でいうクロスオーバーSUVの先駆“車”でもあった。
現行モデルは2021年に登場、2023年9月に新世代のアイサイトが搭載されるなどした改良型だ。今回の試乗車は当初はなかったグレードの“Active ×・・・
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by 諸星陽一 on 2024年03月28日(木) 21時00分
佐渡島でのナンバーレス車試乗以来乗っていなかった『レヴォーグ レイバック』のナンバー付き仕様で、高速道路を含めた一般道で試乗した。
佐渡で試乗した際に感じたマルチパーパスな乗り味は、あらためて乗り直しても劣ることなく感じられた。現在、世界的にヒットしている車型はSUVと呼ばれる車高の高い5ドアモデルである。レイバックはステーションワゴンの『レヴォーグ』の車高を70mmほど上げ、全幅は25mm、全長は15mmアップされている。車高のアッ・・・
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by 河村康彦 on 2024年03月27日(水) 21時00分
ひと昔前までは『Cクラス』/『Sクラス』と並び、「このブランドの3本柱」と紹介してもおかしくない位置づけにあったメルセデスベンツの『Eクラス』。
けれども率直なところ、その存在感がこのところやや薄れたように思えたのは、他のラインナップが急速に増したことに加えてピュアEVである「EQシリーズ」のプロモーション活動が強力に進められていたこととも無関係ではなさそう。そうした中で、数えて7代目となった新型が日本に上陸。早速テストドライブを行っ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年03月26日(火) 21時00分
◆スポーツの名にふさわしいのか?
その名をトヨタ『クラウンスポーツ』(正確には「クラウン(スポーツ)」)という。既にクラウンは2022年の発表時に4種のモデルが存在することが明らかになっていて、すでに「クロスオーバー」と「セダン」が市場に投入されている。
スポーツは第2弾としてデビューしたモデルだが、悩ましいのはそのスタイルや使い勝手等々がスポーツの名に相応しいのか? という問題に突き当たったからだ。何故かというとクロスオーバーの「R・・・
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燃費は市内リッター10か11高速走行17良く無い、 ステアリングの振動や...[ 続きを見る ]