新デザインのEVバス車両《写真提供:阪急バス》

阪急バスは、3月27日から猪名川営業所で運行するEVバスに、企業理念「ひととまちに優しい阪急バス」を体現した新しい標準デザインを採用すると発表した。

新デザインは、「優しさ」「協調性」を象徴するクリーム色を基調としており、戦後から変わらないベースカラーを踏襲することで、地域住民に親しみや安心感を提供。また、少子高齢化が進む中でも、公共交通としての重要性を強調し、地域に根差したサービスを継続していく姿勢を示している。

さらに、トリコロールカラーのラインを活かしたEVロゴや、水色をベースにしたユニバーサルデザインを取り入れることで、多様性や視認性を向上。白色の屋根は、夏季の直射日光を反射させ、エネルギー消費の抑制にも寄与する設計となっている。

新デザインのEVバス車両はEVモーターズ・ジャパンから購入し、猪名川営業所の4台を皮切りに順次導入される予定だ。

新デザインのEVバス車両《写真提供:阪急バス》