自動運転実証車両「のたね号」《写真提供:スズキ》

スズキは、3月23日に開幕する「浜名湖花博」にて、自動運転技術を活用した新しい暮らしの提案や環境活動を通じて、来園者に快適な体験を提供する。浜名湖花博は、「人・自然・テクノロジーの架け橋〜レイクハマナ デジタル田園都市〜」をテーマに掲げており、スズキはこのテーマに沿った多様なモビリティの展示を行う。

開催期間は、はままつフラワーパーク会場が3月23日から6月16日まで、浜名湖ガーデンパーク会場が4月6日から6月2日まで。

スズキは、浜松自動運転やらまいかプロジェクトの技術を用いた自動運転実証車両「のたね号」やパーソナルモビリティ「のたね号ミニ」の乗車体験を提供。これらの車両には、静岡文化芸術大学の学生がデザインした浜名湖花博2024のキャラクターのデカールが貼付されている。

また、園内移動用のハンドル形電動車いす「セニアカー」15台と電動アシストカートのコンセプトモデル「KUPO」2台を貸出し、来園者の移動をサポートする。貸出車両にはタブレットを装着し、スズキ内製の「浜名湖花博2024ナビアプリ」を搭載。このアプリは、園内の見どころ案内や目的地までのナビゲーション、進入禁止エリアのお知らせなどを提供。来園者は自身のスマートフォンにアプリをダウンロードして使用することもできる。

さらに、農業や配送などに活用できる「電動モビリティベースユニット」の遠隔操作体験や、海洋プラスチックごみ問題への取り組みとして、マイクロプラスチック回収装置の展示、環境問題に関する講演、水辺の清掃活動なども行われる。

自動運転パーソナルモビリティ「のたね号ミニ」《写真提供:スズキ》 セニアカー《写真提供:スズキ》 KUPO《写真提供:スズキ》 浜名湖花博2024ナビアプリ(イメージ)《写真提供:スズキ》 電動モビリティベースユニット《写真提供:スズキ》